Adovoとは

NPO法人Adovoは、中学生・高校生・大学生で活動しているNPO法人です。

「交流・講習会」「日本語教室」「発信活動」の3つを軸に、技能実習や特定技能という在留資格で日本に働きに来る同世代の若い外国人の方のサポートをボランティアで行っています。

日本で働く同世代の外国人に「日本に来てよかった!」と思ってもらえるように活動しています。

主な活動

講習・交流

日本に来る前の技能実習生に日本の文化・方言などを発信する講習会を行っています。

1on1 日本語教室

日本で働く技能実習生に向けてオンラインでマンツーマンの日本語教室を行っています。

地域での活動

各地域のメンバーが技能実習生との交流・観光企画、日本語教室を行っています。

研究・発信活動

技能実習制度や多文化共生について調べ、日本の中高大生に向けた発信を行っています。

メンバーとしての活動内容

私たちの団体では毎日、いろいろなメンバーが、同世代の外国人労働者のサポートのための活動を行っています。メンバーはたくさんある活動の中から自分が興味のあるものを選んで活動しています。

海外の派遣会社でのオンライン講習会

ベトナム・ミャンマー・カンボジア等の技能実習生派遣会社の訓練センターで、これから日本に技能実習生として日本にやってくる若者たちに、日本の文化や方言についての講習会を現地とオンラインで接続して行っています。

講習会は「やさしい日本語」で通訳を介して行います。地域や参加者の国籍・職種によっても内容が全く異なり、自分が住む日本について改めて気づくことも多い活動です。

マンツーマンのオンライン日本語教室

日本で働く技能実習生を対象に、オンラインのマンツーマン日本語教室を行っています。教室の内容は企業さまや各生徒さまによって異なり、資格試験の教室を行うこともあれば、会話上達のためのレッスンを行うこともあります。年齢が近いため、恋バナやスポーツの話で盛り上がることも…

自分が何気なく使っている日本語がどれほど複雑で面白いものか、気づくきっかけにもなる活動です。

地域での活動(出張型日本語教室)

メンバーが住む地域で働く技能実習生に向けて出張型の日本語教室を行っています。オンラインの教室とは違って、メンバーと協力して複数人の実習生に日本語を教えます。協力しながら工夫して教室の内容を考えていく必要があります。

オンラインとは違った対面だからこそのコミュニケーションがあり、とても楽しい活動です。

地域での活動(技能実習生との交流)

メンバーが住む地域で働く技能実習生との交流活動を行っています。その1つが観光です。観光バスに乗って、地域の名所を観光します。「やさしい日本語」でコミュニケーションをとりながら、お互いに楽しめる楽しい活動です。

観光の他にも、日本の文化体験(和菓子作りやかるた大会)などの企画も実施しています。メンバーと協力して一から企画していきます。

研究・発信活動

技能実習生や多文化共生は、今後の日本の将来のための重要なテーマです。我々若者がこれらのテーマについて調べ、同世代の日本人学生に発信する活動を行っています。

日本人がどのように技能実習生と関わるべきかというテーマについて他国や日本の自治体などの事例を参考にしたり、専門家の先生から調べ、それを「やさしい日本語ワークショップ」などの形で日本人学生に発信するなどしています。

ベトナムへのメンバー派遣

団体の中で選抜されたメンバーを約2週間、ベトナムに派遣しています。現地では派遣会社の訓練センターに滞在し、実習生にマナーや方言の講習会の他、文化体験ワークショップ等も実施しています。
またその他にもベトナムからの若い労働者送り出しの現状についての調査を行い、その発信活動にも取り組んでいます。

団体の運営

NPO法人Adovoは中高生・大学生が中心となって運営している団体です。団体を運営するための広報やメンバーの募集、会計など、事務方の仕事を行っています。

技能実習生と関わる機会は多くはありませんが、自分で工夫しながら責任感を持って団体を運営していく必要があります。その一方で達成感ややりがいも大きい

メンバーの声

M.Cさん

私は中国人の方を担当しています。今まで中国人の方に対して良いイメージはなかったけど、話してみると、親しみやすい方もいるんだなと思いました。国際交流も兼ねていて、自分の偏見を壊せたり、知らないことを、実際に聞けるのでお互いにプラスになっています。
大変なことは、たまに発音が聞き取れないこと。そういう時は、チャットを使って解決しています。
面白いことは、調べても分からないことをお互いに教え合えること。いろんな日本語レベルの生徒さんがいるけど、少しでも日本のことや、日本語がわかってもらえると嬉しいし、もっと教えてあげたいと思います。
先生をやっていて学んだことは、日本のことを質問されてるのに、私自身知らないことが多くて答えられないことが多々あるという事。日本のことなのに、こんなにも知らないことがあったんだと気付かされました。

A.Rさん

講習会と聞くと固いイメージがありますが全然そんなことはありません。
講習中も生徒のみなさんがが発言してくれて、教えるこちら側も楽しい気分になります。面白い話も多くて、思わず笑ってしまうことも度々あります。
スライドを作ったり、発表したり、とてもやりがいがあります!

団体加入のQ&A

入会するにあたって、年会費・入会費はかかりますか?

当団体はメンバーとなる学生からの年会費・入会費は一切受け取っておりません。

団体で活動するうえでかかるお金はありますか?

交通費など当団体の活動に際してかかる一切の費用は当団体が負担いたします。

中学生でも参加できますか?

ご参加いただけます。中学生でもチームの中で大活躍しているメンバーはたくさんいます。

団体加入までの流れ

当団体に加入して活動をするにあたっていくつかのステップを踏む必要があります。

①説明会・個別面談
説明会か事務局の担当者との面談の場で、当団体の活動内容について説明します。
説明会や個別面談には色々なチームのメンバーが駆けつけ、自分の経験談を交えながら活動について説明しています。
説明会・個別面談についてはこちらで最新情報を発信しています。
②仮入会
説明会・個別面談で「仮入会申請フォーム」を配布しています。フォームの入力完了と同時に仮入会期間がスタートします。
仮入会期間は最長で3週間。この間に自分が所属するチームを決めたり、新メンバ講習を終わらせる必要があります。
仮入会期間中はランダムに割り振られた事務局担当者が団体活動をサポートします。また仮入会期間中は「仮入会アカウント」というアカウントを使って団体内コミュニケーションをとっていただきます。
③新メンバー講習
当団体では技能実習生と関わる機会が必然的に多くなります。技能実習制度や技能実習生とのコミュニケーションの基本を理解したうえで活動にあたっていただく必要があります。
そのために当団体では仮入会期間中に新メンバー講習を終えていただくことをお願いしています。
④チームリーダー面談
仮入会期間中、所属するチームを決めたら、そのチームのリーダーとの面談をする必要があります。
面談では長所やスキル、団体でしたいことなどを聞いた上で、本当にあなたがチームに合っているかを判断します。
⑤正式入会
チームリーダー面談を終えると「正式入会フォーム」を配布します。
新メンバー講習を終えたうえでフォームに入力します。事務局担当者とチームリーダーの承認が完了すれば、正式入会が通知されます。
⑥団体の正式アカウント発行
仮入会が終わり、正式入会が承認されると、団体の正式メンバーアカウントが発行されます。自分の名前が入ったAdovoのアカウントを使って団体内外のコミュニケーションをとります。
以降は事務局担当者のサポートがつくことはなく、責任あるAdovoメンバーとして活動してください。

最新情報

最新の説明会実施予定

現在、予定されている説明会はありません。
「個別面談」から日程を調整してください

個別面談調整

説明会に参加できない場合は個別面談へのご参加をお願いします。個別面談は下のボタンから日程をご調整の上、参加をお願いいたします。
面談はMicrosoft Teams上で実施します。

お問い合わせ

当団体についてのお問い合わせについては事務局より原則として3日以内に返信をしております。もし返信がない場合はお手数ですが、迷惑メールボックス等をご確認の上、member@adovo.or.jpまでご連絡ください。