関東地区　第三回東京観光を実施しました

11月16日、ベトナム・インドネシア出身の技能実習生の皆さんと、Adovoメンバー3名で東京観光を実施しました。

午前中は、防災体験学習施設「そなエリア東京」を訪問しました。被災地や避難所の様子を再現した実物大のジオラマ展示を見学し、視覚・聴覚を使った体験を通して、地震発生後を生き抜くための行動や備蓄のポイントを学びました。また、首都直下地震発生時に緊急災害現地対策本部の候補地となるオペレーションルームも窓越しに見学し、防災への理解を深める時間となりました。施設周辺では紅葉も見頃を迎えており、季節を感じながら散策を楽しみました。

午後はお台場へ移動し、東京湾のそばでお弁当を食べながらゆったりとした時間を過ごしました。景色を眺めつつ写真を撮り合う中で、自然と会話も増え、交流がより深まりました。さらに「お台場一丁目商店街」では、駄菓子を選んだりレトロな街並みを味わったりと、日本ならではの文化にも触れてもらうことができました。

締めくくりには「矢切の渡し」を体験しました。ゆったりと流れる景色の中、船頭さんのお話にも耳を傾けながら、特別なひとときを共有しました。

今回の企画を通して、運営側としても地震への新しい気づきを得る機会となりました。技能実習生の皆さんにとっても、日本で生活するうえで大切な防災知識や文化に触れる貴重な時間になったと感じます。たくさん話し、写真を撮り、温かい時間を一緒に過ごすことができました。